緊張が続く通院
4週ごとの夫の通院。
病気は少しずつ進んでいるものの落ち着いているので、往復自分で運転していきます。
私は助手席で、お喋りしたり、景色を楽しんだり……。
今日は″麦秋″を存分に楽しみました。
麦って、稲と違って刈り入れの時までスクッと立っているんですね。
風が吹き、風の行く道に添って麦穂が一斉に揺れ、その揺れに光が反射する様は、なんともいえない美しさ。
二毛作農業が行われているこの地域に住んでいて幸せ…、と思える6月です。
病院についてからは、コロナ騒動前は、受診科の待合所で夫とともに待ちました。
ここ数ヶ月は、隅に併設されている喫茶店で、本を読みながら夫の診察治療が終わるのを待ちます。
間隔を開けてセッティングされた店内に、一杯のコーヒーで2~3時間居座るのは申し訳ないけれど、断りをいれて待たせてもらいます。
主治医から「感染症には十分すぎるほどの注意を」と言われても、治療をしないわけにはいかないので、病院側の対策とは別に、自分たちもできるかぎりのことはしたいと思います。
夫の通院日。
さまざまな自粛が解除になっても、まだまだ緊張する日です。