二人の力
我が菜園はただいま新旧2ヶ所。
新畑にはスイカ、ハグラウリ、メロン、ナス、キューリ、ピーマン、ミニトマト、中玉トマト、大玉トマト、サトイモ、ニンジン、サヤエンドウが生育&収穫中。
旧畑では、ブルーベリー、イチゴ、ジャガイモ、ミニトマト、ハヤトウリ、タマネギ、サラダカブ、ラディッシュ、サヤインゲン、ネギが生育&収穫中。
昨年まで菜園はほぼ私一人でやっていたが、気まぐれに5株だけ植えたイチゴが、上手に育ったことから夫が興味を持ち出し、「イチゴ畑を作るぞ」といきなり頑張りだした。
一番の理由は、二人の女の子孫のイチゴ好き。
とにかくイチゴ大好きなのだ。
その子たちに食べさせたい、一緒にイチゴ狩りをしたいとばかりに、とうとう5株のイチゴを100株以上に増やしてしまった。
そしてこの春からは、イチゴに留まらず、サトイモ、ナス、キューリetcと手当たり次第に手を出し始めた。
その後、野菜への情熱はますますアップするばかり。
今では1日の大半を畑で過ごし、家にいるときは次の作業の段取りや今後の計画あれこれで、頭の中は大忙しらしい。
その姿は本当に楽しそうで嬉しい限り。
だが、なんといってもステージ4の病気で闘病4年の身体。
やりたい放題にやらせておくわけにはいかない。
手綱も必要だ。
有難いことに、新しい畑は家のすぐ脇で、窓から声をかければ聞こえる距離。
病気との共存が始まり、たくさんの楽しいことを諦めざるを得なかった夫が見つけた新たな楽しみ、畑遊び。
慎重に見守っていきたいと思う。
そして再確認したことは、制約があるにもかかわらず″男の力″の凄さと、″二人の力の結集″の凄さ。
老人と病人、バカにしたものではないようだ。