昨年の5月だったか、フェイスブックの「7日間　ブックカバーチャレンジ」に、長いお付き合いのHさんからバトンを受け取って、参加した。

この活動は、読書文化の普及に貢献するためのチャレンジです。参加方法は、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもの。本についての説明なしに表紙だけの画像をアップして、毎日1人のFB友達を招待してこのチャレンジに参加してもらいます。
との趣旨。

一度はお断りした。
自分の好きな本の紹介はともかく、毎日一人のFB友にバトンを渡すのは無理なことだから。
購読していたシニア女性向けの雑誌社が募集したフェイスブックモニターに応募して始めたものの、熱心だったのは半年くらいのことで、今では月に数回のアクセスに留まっている。したがって登録の友達はそこそこいても、交流しているといえる友達はいない。

するとHさんからは「毎日投稿しなくてもいいし、バトンを渡す人がいなくてもよいそうです。自分は、ステイホームで引きこもりの現状を、読書で過ごしたらどうかと啓発するものと理解しています」と返事があった。
カバー写真だけで、紹介本の内容など説明しなくてもよい、というのもOKした理由の一つ。
そういうわけで、7日にわたってフェイスブックで紹介した本を「大好きな本」として「hatsuyukiのブログ」にも、転載しておこうと思う。

●「7日間ブックカバーチャレンジ 1日目」
Hさんから、バトンを受けとりました。
Hさんとはインターネットで知り合いました。
初対面は白馬岳登山。私は山頂から次の山を目指して下り、Hさんは、私が踏んできた頂を目指す登り、その中腹あたりで「初めまして」。それはそれは大きなリュックを背負った逞しい男性でした。
それから長い年月が過ぎ、その間に会ったのは3回だけですが、博識で、アクティブで、孫煩悩で、写真がとびきりお上手で………素晴らしい友人です。

さて、7日間紹介する本の１冊目は「太郎物語 高校編」（曽野綾子著・新潮社）です。
続いて大学編もあります。
近年はとにかくシリーズ物が好きで、思えばこの本が端を発しているのかなと思えます。
（正確にはシリーズとはいえませんが）