明日は良い日

毎日が日曜日……シンプルに晴耕雨読。

孫の七五三に思うこと

私たちは共に再婚で、互いの孫は社会人か大学生だ。
ただ一人義理の三男は結婚が遅かったため、孫たちは5歳、3歳、1歳半とまだ小さい。
そこへもってきて、男系だった夫側に誕生した女の子3人は、他の男孫たちと年齢が離れているだけに初孫のようなもの。
すでに闘病中の2年前、45~46年の時を経て女の子のお祝いを初体験した夫にはそれが大きな励みとなり、次女の七五三も元気に迎えたいものだと言い言いしてきた。


その次女の七五三祝いが昨日行われた。
ピンクの可愛い着物に、クルクルと二つに結った髪にカンザシが揺れる次女。
黄色のドレスにふわふわとしたカールヘアーの長女、ふわっとしたベビーピンクのドレスに花のリボンをちょこんとつけた三女。
その可愛さと言ったら……大人6人は当然メロメロだ。


夫の身体に病が見つかり、闘病が始まってから5年半になる。
自分の体調のこともあり、夫は住まいの東京で行うように言ったようだが、お父さんっ子の三男は、どうしても父親に次女の晴れ姿を見せたかったようで、お嫁さんのご両親共々ご足労願ってのお祝いとなった。
私たちは記念写真と地元神社での祈祷だけで宴席は失礼し、2時間半ほどの参加だった。
それでも、着慣れない洋服、靴のせいもあってか気持ちとは裏腹に、クタクタになっての帰宅となった。


2年後には3女の3歳、長女の7歳とダブルのお祝いが待っている。
元気に「Yちゃん3歳のお祝いもしてあげられるよう、また頑張らなくちゃね」と言うと、夫も「そうだよ、頑張るよ」と返してきた。
それからしばしの時を、コーヒーを飲みながら二人して2年後に思いを馳せた。


         

×

非ログインユーザーとして返信する