明日は良い日

毎日が日曜日……シンプルに晴耕雨読。

この冬の夜…

それほど冷え性だとは思っていないのだけれど、寝る時だけは別で、7~8年前あたりから、布団に入る時は靴下を履くようになりました。
でも、毎年対応が変わるのが面白いところです。
靴下のほかに湯たんぽが必要な年もあったし、加えて肩と首周りだけのポンチョ風のを着たこともあったし、フリースのひざ掛けを首周りにかけたこともあります。


初めて靴下を履いて寝たのは、夫が旅行に出かけた冬の夜でした。
解放気分から夜中の2時半ごろまでパソコンで遊び、お風呂にはザブンと入っただけ。
身体を温めもせず、暖房もしていなかった冷え切った寝室の冷たい布団に入ったところ、身体の震えとともに足がカチンカチンに凍ったような状態になったのです。
初めてのことでした。
強霜に冷えるだけ冷えた路傍の石のようで、慌てて分厚い靴下を履いたけれど、寝付くまでに長い時間がかかったのを覚えています。
その夜をきっかけに、その冬は普通の靴下3枚分はありそうなモコモコ靴下が手放せなくなりました。



さて今年は? というと、湯たんぽも首・肩回りの掛け物も必要なし。
靴下もモコモコではなく、保温効果があまり無さそうな100均のゆるゆるで事足りています。
代わりに手袋が必要になりました。
これまた100均の、薄っぺらゆるゆる手袋ですが、その1枚が冷え切った手を心地よく温めてくれます。


手袋が必要になったのは持病の慢性関節リウマチの副作用?“れいのう”のせいです。
パジャマの下に下着を着るのも鬱陶しく感じるのに、まさか靴下に手袋まで着けて寝ることになるとは、これってやはり加齢現象なのでしょうね?


※れいのうとは
れいのう現象とは、発作的に手足の血の流れが悪くなって、皮膚の色が蒼白または紫色(チアノーゼ)になり、痛み、冷感、しびれ感を自覚し、次いで血液の流れが回復すると、逆に充血し赤くなる現象をいい、原因は現在もよくわかっていないとのこと。
膠原病によって血管を開く作用のある物質が抑えられてしまうことによって、指先や足先といった末梢の血管の血流が悪くなり、血液が十分に行き渡らなくなった結果、引き起こすのではないかとの診たてもあるようだ。
主治医曰く「これといった治療はない。症状がでたらとにかくお湯で温めること」。

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