明日は良い日

毎日が日曜日……シンプルに晴耕雨読。

ハラハラドキドキ綱渡り…

夫の定期通院。
朝8時前に家を出て病院に着いたのが8時半。
血液検査、主治医の診察、治療、もう一つの受診科での治療、会計、薬局で薬を処方してもらって…駐車場に戻ったのが12時半。
病院滞在時間“4時間“はいつものことで、これより長くなることはあっても短くなることはほぼないのですが、今日はその後の予定があり、ギリギリの綱渡り感覚を胸に院内を移動しました。


※病院手洗い所のお花


音訳ボランティアKの会の朗読劇活動もようやく動き始めましたが、まだまだ老人施設慰問は規制があって訪問出来ないなか、比較的ゆるやかな規制の「高齢者自立センター」での上演が、午後1時半からと決まっていたのです。
4月、5月のアトラクション出演は、自分たちとそれほど変わらない年代の元気な人たちが対象でしたが、今回は高齢者を目の前にする施設訪問で、「1時15分までに着」という約束でした。


4時間ほどかかるのはいつものことであり、ぎりぎりセーフでなんとかなりそうと踏み、最悪、薬の受け取りは出直すことも念頭に、台本・資料・CDラジカセ他の入った大きなバッグを車に積み込み、ユニフォームは無いものの上は白、下はベージュの色指定だけはあるため白ブラウス、ベージュパンツに紺色のカーディガンを羽織って家を出ました。


夫の病状次第では出席できない不安があるため私は配役は無いのですが、今回の朗読劇は音楽がちょっと複雑で私しか対応できないこと、一人が体調を崩し不参加ということもあって、どうしても欠席するわけにはいかず、時間までにはなんとか会場にたどり着きたい、着かなければの一心でした。


病院から会場までは30分。

朝から味噌汁1杯しか摂っていません。終了は2時半の予定。途中サンドイッチを買って車内で食べ、なんとか時刻すれすれに到着、仲間たちと合流できた時は気疲れから疲労困憊でした。


※朝一番、雨が降ってなくて良かった!

配役の方は誰かが欠席の場合でも代役できるように準備しています。
挨拶・進行も副会長に任せられます。
が、音楽は朗読の進行・内容によって、タイミングを見計らいながらの操作になります。
4冊目あたりから、始めと終わりだけのシンプルな曲使いになりましたが、最初の頃は音楽にも力が入っていた、というか音楽・擬音を必要とする本だったのです。
それに突き詰めれば、音楽係よりもステージ上で演じたいのが皆の本音。結局、私が音楽専任で今日まで来てしまいました。
音楽係…今後のかなり重要な課題です。


でも聞いてくださった皆さんの笑顔、拍手。一言お礼を、本が好きなの…と近寄ってきて下さった方々。

それだけで急に身体が軽くなりました。
綱渡り状態の1日だったけど「終わり良ければすべて良し」。

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