こんな時だからこそ!
こんな小さな町なのに、コロナ感染者はこのところ急増で、今日も昨日も30人を超えています。
いったいどうしたというのでしょう。
昨年夏まではたとえ多くても、1桁を超えることなどほとんだなかったのに。
関わっている朗読ボランティアでは音訳の他に、朗読劇活動があり、年に13~14回の老人施設慰問や催し物のアトラクションに参加してきましたが、20年度は3回、21年度は1回のみに終わっています。
そんな中、1年ぶりにある集いのアトラクションに招待され、2月の上演が決定、全員が久々のステージを楽しみに気持ちも盛り上がりつつありましたが、この感染者数では果たしてどうなることやら。
上演どころか集まることさえできず、したがって練習もままならないままに過ぎてきた2年間。グループなりの形ができあがり、技術的にも評価されるようになってきて、朗読劇が、それぞれのライフワークとなりつつあった矢先の2年間です。
いまのところ、音訳活動でメンバーが個々に顔を合わせる機会があることがプラスに作用していますが、平均年齢72~73歳のおばあちゃんグループですから、そんな状況のなか、モチベーションを保ち続けるのは並大抵のことではありません。
培ってきたものを失くしてしまう速度は思いのほか早いのです。
子供たちや若い人たちのことを考えたら、こんなことは些細な問題かもしれない。
けれど、こんな時だからこそ、気持ちも身体も元気にいたい、いなくてはならないと思うのです。
そのためには“目標”を持ち続けることことこそが最も有効だと思えるから、このままなしくずし的に萎んでいくのは避けなければと……。
たとえ中止となる可能性大としても、2月のその日を念頭に、各々が自宅で発声練習や本の読み込みに精を出しているはずです。
おっと、他人のことどころではない、ハッキリいってこの私が一番不安だらけかもしれないです。
抱えている問題に押し潰されないように、さ、背筋を伸ばして頑張らなくちゃ。
大きく息を吸ってぇ~!!!