嬉しいことに私には、姉、兄、弟、妹がいます。
小さい頃は、大勢いる兄弟姉妹がなんとなく恥ずかしかったものですが、皆がそろって高齢者となり、それぞれ子供たちも独立した今、大勢いて良かったなとつくづく思います。

東京、千葉、群馬と離れてはいても車で片道3～5時間の距離で、一番距離のある群馬～千葉間だって早起きして頑張れば、日帰りもできます。
コロナでここ2年はそういうわけにはいかなかったけれど、規制がはずれるのを待っては、行き来してきました。
兄弟姉妹にはそれぞれのパートナーがいるわけですが、独り身の妹を除いて、そのパートナ－同士も仲良しです。
兄嫁は私の幼馴染みの同級生ですが、姉、妹とまったく変わらず4人姉妹化しています。

兄弟姉妹…それぞれの名前の後に“ねぇちゃん”を付けて、小さいときのままに呼び掛けたり呼び掛けられたりですが、兄だけはなぜか“兄貴”。
夫の病気が進行して治療方法が変わったため、目下のところ、群馬に住む私たち夫婦だけは家を離れられませんが、ならばと我が家に来てくれたり、電話連絡も頻繁で気にかけてくれています。

笑ってしまうのが、宅急便の行き交いがかなり頻繁なこと。
我が家からは主に野菜。
近くのスーパーで買った方が安いはずなのに、ついつい家庭菜園の産物を「無農薬の安心野菜よ」と一言付け加えて……。
そんなやり取りが楽しくて、1年間に何度往復していることでしょう。

今日は姉から宅急便が届きました。
ニンジンがいっぱい入っていて、クタクタに煮込んである“きんぴらごぼう”。
夫は姉に特注するこのきんぴらしか食べません。
姉のお得意の甘い“煮リンゴ”と私の好物“牛乳羹”。我が家用に甘さ控えめになっています。
他に鶏もつ煮、ローストチキンも入っていました。

兄弟姉妹っていいなぁ！